茨城県で1番トリミング価格が高い理由につきまして
「トリマーが激減する トリマーを残すためにアクションする」
開業当初よりトリミング業界の低賃金・低待遇・低価格から抜け出すために改善を続けてきました。
その結果つくば市のトリミングサロンの金額は全体的に上昇してきました。
しかし、最近感じるのはトリマーになりたい学生が減っている・トリマーを辞める人が増えている。
日本の労働人口の減少・少子高齢化は順調に進行中。改善のスピードを早くしないとトリマーがいなくなってしまう・・・。
つくばのドッグライフを支え続けることができるのだろうか?トリマーがいなくなったら誰がお世話をするのだろうか。
私はこれからもカリフォルニアドッグに来てくれるお客様だけは困ることないようにしたいと改革をスピードアップします。
「私たちは誰でもできる仕事をしているわけではない」
私たちは特殊な技能を持った仕事です。その価値を皆様に認識していただきたい。
そしてその技能は専門学校を卒業したからと言って習得できません。
一人前になるにはプロになって数年経験が必要となります。
ですから今現役で残っているトリマーはとても苦労をして残っている希少な人なのです。
「なぜ経験者にこだわるの? 経験あるトリマーは良いサービスを提供できるから」
経験あるトリマーを確保し雇用を続けることは人件費が高くなるのです。ダメなことですか?
私は技術や経験が豊かなトリマーにはそれに見合う賃金を支払いたいです。
勉強し努力している人には当然のことです。そしてもっと自由な働き方をしてほしい。
具体的には家庭や自分の時間を大切にしてほしい。
特に子供との時間にはたくさんの愛情を注げる時間を使ってほしい。
家族が病気の時もあるでしょう。いつもそばにいてあげてほしい。
その理由はお客様の愛犬にも愛情を注げる人でなければならないからです。
「カリフォルニアドッグには無駄ばかり」
カリフォルニアドッグはトリミング専門であり物販や生体販売をしていないことも価格改定に影響を与えていることは否めません。
トリミングサロンの多くが生体販売をしています。その収入はかなり大きな金額でしょう。
私の経営ポリシーで生体販売はやりません。
理由は法律整備が不十分な状況で無責任に販売はできないし、世界の常識はショップでの生体販売廃止をしているからです。
国内でも最近できたトリミングサロンは時代の変化に合わせて生体販売はしていないのです。
古いトリミングサロンは生体販売を続けて潤っています。だからトリミング料金は安い価格設定が可能なのです。
ショップで生体販売をしているのは日本の法律には合致していますが世界的に時代遅れという訳です。
子犬たちが店で展示されることが無くなるといいですね。
また、1トリマーがトリミングをするのは3~4頭/日を目安にしています。
他店だと1トリマー6頭前後が常識のようです。価格が安いと薄利多売で忙しくなることは当然です。
当店の考えは動物と向き合う仕事なので余裕をもってお世話させてもらっています。
毎日時間に追われてトリミングをしている環境は誰も幸せではないからです。
そしてスタッフの子育てを応援していますので、予約を詰め込むことをしていません。
余裕をみておかないと運営することができないのです。
「飼い主様の心を改革するつもりでやっています」
大幅な価格改定は悩みました。他事業収入を補填して値上をしない選択肢もありました。
しかし、それではトリミング業界の未来はありません。
皆様にトリミングサロンの価値を理解していただくことが私の大切な仕事です。
「トリマーがずっと働くことができるお店 = 皆様へ経験という上質なサービスで還元」
価格改定に関して物理的なサービスが追加されるわけでもありませんのでメリットを感じていただけないお客様も多いかもしれません。
前述のように私の考えていることは効率が悪く生産性が低いことばかり。
しかしお客様もペットも働く人も全員が幸せであり続ける社会を望みます。
ホームページに掲載する体裁ではなく、あえて本音をお伝えしたくラフな感じとさせていただきました。
困っていることを隠すことなくお伝えし皆様に応援していただきたい。
そして私たちは皆様のドッグライフを誠実にお手伝いしたいです。
2021年9月
カリフォルニアドッグ代表 吉鹿隆司
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